解説

毎年（Asakura-Oosawa理論で有名な）大沢文夫先生の「手づくり統計力学」を参考にして、サイコロとチップによる統計力学的現象の体験学習会（２コマ、ブッロサムカフェ３階）を開催している。近年流行しているアクティブラーニングを取り入れ、６人ごとのグループでサイコロゲームを行う。統計力学の肝となるボルツマン分布（少数の富豪に大多数の貧民の法則）が簡単に得られることを楽しみながら学ぶ。

やりとりが生ずれば「能力の差があるわけでもないのに、自然と少数の富豪と大多数の貧民が生ずる」という大沢先生の説明が面白い。