小話ガリレオ  2009/4/10

 3月アメリカ物理学会からの帰りに飛行機の中で福山雅治と柴咲コウ主演の容疑者Xの献身という映画を3回見ました。ところで原作シリーズは
 探偵ガリレオ
 探偵ガリレイ
でしょうか。
 探偵ガリレオと思う人、手を挙げて、はい。
 それでは、探偵ガリレイと思う人、手を挙げて、はい。
皆さん、大正解。
 では、次の質問。ガリレオは名字でしょうか?
それともファーストネームでしょうか。
 ガリレオが名字だと思う人、手をあげて。はい。
 ガリレオがファーストネームと思う人手を挙げて。はい。
よくガリレオ・ガリレイと言いますが、ガリレオはファーストネームです。
 では覚え方!「ガリレ男」です。「o」が最後につくのは男が多いのです。「a」は女性です。君、フランチェスコ! 君、フランチェスカ! この場合不思議なのは名前と名字がほぼ同じなのは、トスカナ地方では長男に名字と同じ名前が付けられる風習があるのでほぼ同じなのです。それからルネサンス期のイタリア人、ダンテ・アリギエーリ、ラファエロ・サンティ、ミケランジェロ・ブオナローティなど名前で呼ばれることが多く,普通名字を知らないよね。
 さて、話を映画に戻すと、われわれは映画や小説から人生を学べます。なんでかって言うと、人の実際経験できることはそれほど多くなし、華々しくないけれど、映画や小説ではそれができるから学ぶことがあるのです。なんで映画見なくちゃ人生が寂しくなるかわかったかな。
 では、「容疑者Xの献身」から何が学べるか。かたや物理の天才、湯川教授こと福山雅治さん、かたや数学の天才、堤真一さんですね。堤さんの方は高校の数学の先生になりました。家庭の事情でお母さんが病気になって堤さんの方は大学院へ行けなかった、それで才能はあったけれど、職業としての研究者にはなれない。一方は大学教授だ。エンディングに近い場面で「大学教授は法律まで変えられるのか」と警察に捕まっている数学教師は言うのだけれど、尊敬し合う2人の人生は180度違ってしまった。ここで、言いたいことは、理科系の大学を出ても、科学者やエンジニアなど研究職につきたいなら大学院へ行かないと話にならないということです。会社に入っても研究できるのは大学院修士号を持っていることです。この映画はそのことを教えてくれている。一方、教職を目指している諸君は大学にいるうちに幅広い科目を履修しなければならないよ。このことも付け加えておこう。
(ちょっと我田引水な映画の見方を反省 ペコ)